全自動洗濯機を長持ちさせる日頃のお手入れ

黒カビのちしき
◆洗濯槽に黒カビが繁殖しやすいのは、
黒カビにとって快適な生育条件が揃っているから
ということは、それらの好条件をなくしてやれば、
黒カビを減らすことができマース!
◆黒カビが洗濯槽を好む理由は?
(1)洗濯槽にはエサがア~ル!
カビは生き物。生き物ですから、生きていくためにエサが必要です。洗濯槽に溜まりがちな石鹸カスのようなものはすべて黒カビのエサになりマス。
(2)洗濯層には適度な水分がア~ル!
カビは湿度75~100%でよく増えます。
洗濯が終わったあと、洗濯槽に残る程度の水気は
カビの繁殖にはとても都合がよいのデス。
(3)洗濯槽にはカビの繁殖に適した温度がア~ル
カビが繁殖しやすい温度は20~30℃デス。
気温がこの程度になりやすい春から秋がカビのシーズンです!
しかし、気温5℃以下であっても成長する菌類はいるので冬でも油断はできません。
さらに家の気密性がよくなったことで昔より洗濯機置き場の気温も上がっています。
(4)洗濯機の構造が繁殖に適してイ~ル
洗濯機の構造が黒カビの繁殖に適しているということもあります。
もっともカビが増えやすい縦型全自動洗濯機のほとんどが洗濯槽は二重になっています。
その隙間に湿気や栄養分が溜まりやすく、風通しもよくないのでカビが繁殖しやいのデス。

黒カビのよぼう法
◆黒カビ予防のためにできること!
(1)エサをなくそうooo!
洗う前に必ず衣類を点検して服にくっついている
食べ物の欠片などは取り除きましょう。
石鹸や洗剤由来のエサにも注意、石鹸の溶け残りや
石鹸カスはすべて黒カビのエサとなりますよ。
汚れに対して充分な量の石鹸や洗剤を使い、
適切な水温でよ~く溶かしてから洗濯をしましょう。
すすぎもしっかり行いましょう。
またアルカリ洗濯を取り入れることもエサを減らすことになります。
セスキ炭酸ソーダや炭酸ソーダなどのアルカリ剤は、有機物を含まないなので、
カビのエサになりません。
過炭酸ナトリウムは洗濯槽クリーナーとしても使われるくらいなので、
黒カビ防止にはとても効果的だよ。
(2)水分をなくそうooo!
湿度が65%くらいになると、カビは繁殖のスピードはグ~ンと落ちます。
55%になるとほとんど増えなくなります。
洗濯が終わったら、洗濯機のフタは必ず開けておきましょう。
また、汚れものを洗濯槽に溜めておいたりすることも洗濯槽を湿気させる一因となりますよ。
乾燥機能を定期的に使うのも効果的だし、熱を使わない簡易乾燥機能でも効果あり!
(3)繁殖しやすい温度にしないiii!
カビは37度以上だとあまり成長できず、それ以上だと死んでしまうものも多いとされます。
乾燥機能を使うと槽内が高温になるのでカビを殺すことができます。
また高温にすることで湿気が飛ぶので、その点でも効果的。

◆洗濯槽のクリーニングを定期的に行いましょう
(1)カビの好きな温度は人間と同じでア~ル
カビの繁殖しやすい温度帯は
人間が過ごしやすい温度帯でもあります。
(2)洗濯機からは湿気はなくせナ~イ
洗濯機は水を入れて使う機械です。
ですから湿気を完全になくすこともできません。
よってカビを完全にシャットアウトすることは難しく、
定期的な洗濯槽クリーニングが必要になります。
◆しか~し、普段からカビを生やさないよう気をつけておけば・・
定期的な洗濯槽クリーニングの間隔も空けることができ、
掃除しても目立った汚れが出なくなってきます。
洗濯槽の掃除には、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)が使えます。
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